土曜授業などで秋の連休が短く、ここ数年行っているＦ氏，Ｉ氏との山行ができそうにないので、この海の日の連休で
行けないかと打診したところ、ＯＫということで早速検討し、天狗岳に行くことにした。3人によるテント泊山行は初めて。
15日（土）5:30頃、私の家の近くのロータリーで待ち合わせ、Ｉ氏の車で出発。快適に進み、多賀、恵那峡、9:40頃諏訪
で休憩を入れて、11:00前頃に白駒池登山口駐車場に着くが、「満車」。先の小海リエックスまで行き、シャトルバスに
乗るように言われ、30分ほど先へ。バス停の看板は11:30の後13:30しかない。半ばあきらめていたところ、臨時にマイ
クロバスが来て救われた。無事、白駒池登山口に着き、登山届を提出し、12:30頃出発。苔のいっぱい生えている森の
木道を行く。やがて白駒池の畔を行き、高見石への登りに。マイテントを担いでいるので、息がやはりあがる。I氏は
体力があるので、一番うしろで私たちの調子を見てくれている。私が先頭で、疲れたら休憩という感じ。13:35頃、高見
石小屋着。テント場はあるが小さい。（数張り程度張れるか？）荷物を置き、空身で大石をあがっていくと、高見石。
白駒池などが望め、緑がいっぱいである。13:50頃出発し、中山峠へのだらだら登りに。15:10頃、中山展望台着。石が
敷き詰められた広いところ。今回の目的の天狗岳も見え出す。15:40頃、中山峠に着き、これで一安心。木道を歩き、
15:50頃、黒百合ヒュッテに着く。ただ、テント場は予想通り、ほぼ埋め尽くされていて、何とか場所を探し、テントを張る。
水はヒュッテ内の水を自由に使え、トイレの料金も含めて、サイト料\1000。しばらく休憩した後、ご飯を炊く。Ｉ氏が食料
はすべて準備してくれた。17:40頃、夕食。味噌汁、カレー。食後にコーヒー。ゆったりした時間を過ごす。19:00頃には、
テント内に入り、20:00頃には就寝。だんだんガスが出てきて、夜には雨が降った。
16日（日）4:30には起床。雨はやんでいたが、曇り空。昨日作っておいたおにぎり、味噌汁で朝食。5:30頃、出発。登る
につれて雲は多そうだが、晴れ間も広がる。天狗岳が目の前にそびえ、岩だらけの道が見える。結構、登りにくい道で
あった。7:00頃、東天狗岳頂上着。標準コースタイム通りだ。2014年にＩ氏とともに赤岳･硫黄岳縦走したが、その山々が
目の前に広がる。硫黄岳の爆裂火口がすごい。西天狗岳は2646mだが、東天狗岳には高さ表示がない。ほぼ同じくらい
だそうだ。7:30頃、西天狗岳着。ここで、ティータイム。山頂で飲む温かいコーヒーは格別だ。20分ほどゆっくりしたら、
唐沢鉱泉から登って来た人たちで山頂が賑わっていた。再び、東天狗岳に戻り、根石岳に向かう。途中の根石岳山荘
付近は、コマクサが群生しており、たくさん咲いていた。しばらく写真撮影。箕冠山を経て、夏沢峠へ。以前歩いた本沢
温泉への下りに入る。10:30頃、日本最高処野天風呂2150mに着く。先客がいたが、前回同様、ゆっくりつかる。（6人
ほどでいっぱい。）バックに、硫黄岳。湯から上がると、風が心地よく、さっぱりした。11:05頃、前回泊まった本沢温泉着。
野天風呂入浴料\600支払う。ここからは初めての道。しばらく下ると、クリンソウ園。篠山の三岳のクリンソウとは違い、
花が赤っぽい。分岐をみどり池の方に向かう。歩きやすい道を行き、12:05頃、中山峠への分岐通過。ここで小一の子供
連れのお母さんと会う。最初は私たちの方が先行したが、登りがきつくなると息があがり休憩したため、追い越される。
子供は身が軽く、どんどん行く。（子供は元気！）お母さんもテントを担いでいるが、登り慣れているようであった。13:30頃
やっと、中山峠着。（でも、標準タイム1:50より早かった！）無事、黒百合ヒュッテに戻る。カフェで、ケーキセット\900を
いただく。独特の形で、食べにくかったが、チョコにより、元気が戻る。黒百合が咲いているらしいのだが、ヒュッテの人に
聞いても、保護柵の中らしく、確認することができなかったのは残念だった。夕食に牛丼。この日も早々に寝た。
17日（月）、4:30起床といってもそれより早く起きていた。夜にやはり雨が降り、テントが濡れていたが、仕方なくそのまま
撤収。おにぎり、味噌汁。5:40頃出発。中山峠からにゅうに向かう。歩きやすい道。ちょっと雲が多い。ガスっているので
景色がどうかなあと思いつつ歩く。7:00頃、にゅう着。雲がやはり多かったが、かろうじて富士山が見えた。その後、すぐ
ガスで見えなくなる。7:10頃出発。下り道が長い。8:20頃、白駒湿原。東屋で少し休憩。にゅうの森、もののけの森などで
苔を観賞しながら池の畔を歩く。青苔荘近くで、初めて見る花に思わず写真撮影。写真を撮っていた人に聞くと、ベニバ
ナイチヤクソウということであった。9:40頃、登山口に戻る。10:30のシャトルバスで、小海リエックスに戻る。この場所で、
温泉に入る。非常に空いており、ゆっくりできる。食事もセットで\2000。バイキング形式で、おなかもいっぱいに。
13:30頃、出発。帰りは、やはり渋滞の影響で、家に帰ったのは21:00前であった。
北八ヶ岳は手軽なのか多くの人が来ており（関東の人がほとんどで関西の人はいないような感じ）、わりと手軽に登れる
山という印象をもった。
１５日（土） 9135歩 5.9km １６日（日） 19853歩 12.9km １７日（月） 8952歩 5.8km 計24.6km
交通費＋食料費\7000 サイト料\1000×２＝\2000 ソフトクリーム\500 ケーキセット\900 温泉＋食事\2000
計\12400
