今年の山岳スキー部春合宿は、大又、和佐羅滝から登りあしび山荘泊、翌日高見大峠まで縦走泊、たかすみ温泉に降りるコース。縦走の所は三年前に実施して、アップダウンが激しかったことを憶えている。今回は、薊岳まわりではなく、初めての和佐羅滝まわりとした。なかなかの急登。Ｂチームは、直登出来ないと言うことで回り道をとったので、滝ぎわに行けず残念。（あと20mくらいだったので登ればよかった）沢沿いの道をどんどん上る。12:35頃、ようやく二股着。ここから尾根筋に出る道が続く。14:00頃、高見への縦走分岐につく。風が強くなり寒い。（春の様子ではない）道には雪が残り、氷も張り、伊勢ガ辻山、赤ゾレ山（前回縦走時は登っていない）を過ぎると、国見山方面は木々は真っ白。樹氷がきれいに見られる。15:36頃、国見山着。ここまで来れば安心。しかし寒すぎる。指先は冷たく、感覚がないほどに。16:30頃、あしび山荘に着く。夕食の豚汁でようやく身体が温まり、復活できた。雪が降り始め、風が強くなり、荒れた様相。明日の縦走は朝の具合で判断することに。20:00頃就寝。２４日は5:30起床。雪が数センチ積もり、ガスっていたので、7:30でガスが晴れなかったので、縦走は中止することに。仕方ないので、8:00から前山付近を散歩。まだガスは晴れず、景色が拝めない。9:30頃、早い昼食（パスタ。二日目の夕食用のもの）山荘を掃除後、10:50頃、下山開始。10:00過ぎくらいからようやくガスが晴れてきたが時すでに遅し。そのまま下山。やはた温泉に入り、15:00に手配変更した奈良交通バスに乗って榛原へ、無事帰着した。三月下旬の早めの時期は寒くなることが多く、以前も雪で薊岳に登る途中で撤退したこともある。もう少し遅い三月末に設定した方がいい感じがした。
