昨年秋に予定していた南アルプス行きが、コロナで流れ、今年の７月末にも予定していたがコロナで流れ、今回ようやくＩさんと行くことができた。仙丈ヶ岳は初めて、甲斐駒ヶ岳は、８年ぶり２回目である。８年前は今回同様、北沢峠でテント泊、ただし、大阪から夜行バスで甲府、甲府から広河原、北沢峠にバスで向かったが、現在そのルートは使えず、今回は車で仙流荘に行き，北沢峠にバスで入った。
９月２３日（金）
6:30に集合し、車で雨の降る中、スタート。7:00過ぎ京滋バイパスへ。8:02-8:18多賀SAで休憩。9:03木曽大橋を渡り、9:13−9:20尾張一宮。車の中で休憩。雨は降り続く。東名高速を経て、9:30頃、中央道へ。9:42頃から、岐阜県に入る。11:10工事渋滞がようやく終り、12:00−12:13阿智PAで休憩。12:50頃、小黒川インターを出て、13:23頃ようやく仙流荘バス停の駐車場に着く。（約7時間かかる！十分時間を見込んでいたので、最終バスには間に合う。）14:20発の南アルプス林道バスには、約20人の登山者が乗る。（往復\1150＋荷物台\220）×2＝\2740意外と安く感じた。雨模様で、景色は見えなかったが、運転手の流暢な山や花の説明が印象に残った。15:15北沢峠着。多くの人はこもれび荘に宿泊のようだった。北沢峠の標識は、8年ぶりだが、ちょっと前のように思い出される。バスの待合所がきれいに建っていた。15:30頃、テント場につき、テントを張る。ちょうど雨が小降りになり、助かる。16:00過ぎにテント場の手続き（2泊\2000これも他に比べ、ずっと安い。）16:40頃、カレーメシ，ゆで卵，コーヒーで夕食。近くで、T県立T高校が合宿中のようであった。17:30頃、雨が結構激しくなり、テントに打ちつける音が響いた。18:30頃、就寝。23:00頃までぐっすり寝入るが、例によって、その後、何回か目が覚める。
９月２４日（土）
3:00過ぎ、トイレに起きた時には雨がやんでいた。朝食はクリームパン。思っていたほど寒くなく、5:30テント場出発。初めての道。5:57-6:07、急登後1合目で休憩。汗が出て、上着を脱ぐ。2合目を通過し、6:27-6:37 2231m地点で休憩。晴れてきて、青空が見え出す。6:57-7:07 2378m地点、息切れで休憩。7:20-7:30 2462m地点 暑くてタイツを脱ぐ。7:38-7:48 ようやく5合目 大滝頭に着く。8:02-8:12 2611m地点、8:34-8:44 2758m地点、8:58-9:08小仙丈ヶ岳2855m頂上に着く。尾根に出てから、雲に隠れていた甲斐駒ヶ岳が一瞬見れて、テンションが上がる。9:33-9:40 2863m地点、9:50分岐を通過。10:14頃、仙丈ヶ岳頂上3033m着。登り初めて4時間44分。頂上にはそこそこ人がいた。しかし、ガスが出て真っ白。景色が見えず残念であった。しばらくいたが、雲の様子は変化なし。10:40頃出発。下りは、千丈小屋の方へ。11:00-11:10、千丈小屋でバッジ購入\600。歩きやすい道で軽快に下り、11:50馬の背ヒュッテで大休憩し、12:20発。徒渉が少しある道を回り、13:00-13:15大滝頭でゆっくり。行きに見逃した3合目の標識を確認し、14:00-14:10 2合目2173m地点で休憩。14:45頃、テント場帰着。下りは4時間5分、意外と長かった。8時間49分（休憩2時間32分）の山行であった。着替えて、16:30頃まで横になりまったり。17:10頃、五目リゾッタを作るが、あまり美味しく感じられなかった。この日も18:30頃には就寝。21:30，23:30その後1時間おきくらいに目が覚める。
９月２５日（日）
3:00頃、トイレに行くと、満天の星で、オリオン座がはっきりと見える。他は星が多くて星座の確認が難しかった。チキンラーメン、トマトポタージュスープで朝食。4:55頃、少し暗い中出発。（前回1人で来たときも暗い中歩き、途中で道を間違えたのだった）今回は慎重に行き、5:35頃、仙水小屋で団体さんに追いつく。-5:43まで休憩。しばらく行くと、岩がゴロゴロの所へ。苔が一面に生えていた。（この景色は覚えていた。）6:15-26 仙水峠。甲斐駒ヶ岳、摩利支天をバックに写真。快晴で気持ちがよい。さてここからが問題。前に来たときは、ここの登りでばてたことが記憶に残る。6:39-6:49、7:00-7:03 2415m地点、7:18-7:28 2521m地点、7:42-7:45 2603m地点、8:05-8:11 2730m地点、8:14-8:25 駒津峰2750mでこまめに休憩。尾根に出てから、昨日登った仙丈ヶ岳、北岳・間ノ岳それに富士山も見えだし、素晴らしい状態に。8:52-9:00 2707m地点、9:17-9:22 2738m地点で休憩。六万石を過ぎ、9:30-9:37 摩利支天分岐2789m地点でも休憩。花崗岩の砂利道は滑りやすく、歩きにくく、苦労する。9:55-10:03 2883m地点を最後の休憩で、10:20頃、甲斐駒ヶ岳2967m頂上着。頂上には昨日より多くの人がいた。登頂記念写真を撮り、絶景を十分目に焼き付ける。富士山、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳、御嶽山、八ヶ岳、槍ヶ岳…360度の素晴らしい景色だった。頂上の祠は、きんきらのわらじで飾られていたのが印象的。10:45頃、下山開始。11:25-11:30、12:00-12:05休憩。12:17-12:20駒津峰、12:59-13:03双児山。歩きやすい道はスピードを上げて歩く。13:26-13:30 2480m地点で休憩し、14:15頃こもれび荘横に出てきて、下山完了。14:25テント場につき、すぐにテント撤収。北沢峠バス停に向かい、14:53臨時便のバスに乗れた。15:00発が計画予定のバスで、双児山からスピードを上げたのが幸いしたがへとへと状態。9時間20分（2時間16分休憩）
帰りに高遠温泉さくらの湯\450（\50割引）で汗を流し、道の駅アルプスでお土産を購入。17:35に出発し、18:10-18:45駒ヶ岳SAで夕食（かき揚げそば\800）しかし、行きと同様、また三連休最終日ということで渋滞に巻き込まれる。恵那峡SA、多賀SAで休憩して、２６日（月）2:40頃、ようやく帰宅。実に9時間以上かかったことになる。
今回の山行は、台風が来てあまりよい天気ではないと思っていたが、思いの外、回復が早く素晴らしい天気となり、満足のいく山行であった。最後の日は、出発を30分早めたこと、下りを途中から急いだことで、予定のバスに乗れてこの帰宅時間だったが、ゆっくり降りていたら、最終16:00のバスとなり、更に帰宅が遅くなっていたことを考えると、的確な判断ができていたように思う。
９月２３日（金） 正味歩行時間 約20分（家から3798歩、１歩65cmとして、約2.5km）
９月２４日（土） 正味歩行時間 約6時間20分（26177歩、１歩65cmとして、約17.0km，YAMAPで約10.0km，2965kcal）
９月２５日（日） 正味歩行時間 約7時間（家まで24820歩、１歩65cmとして、約16.1km，YAMAPで約9.0km，3427kcal）
交通費 車代\8400 南アルプス林間バス\2740 テント泊代\1000×2＝\2000 温泉代\450 計\13590
