山岳部新歓山行であったが、この段階でまだ新１年生が正式に入部していなかったので、２年４人と顧問２人での山行と
なった。４月にチャレンジ登山に参加したが、中級止まりであったので、その続きを行こうということで、千早城趾から、金剛
山頂、その後、天見駅までを歩くことになった。本来、１泊のテント山行にするはずであったが、１年生が入部していなかった
ことでテントの練習は無しでということで、日帰りになった。
８：００阿部野橋駅集合、近鉄準急で、富田林着。ちょうどバスが来ていてあわてて乗って、9:00頃登山口着。千早の金剛
登山口からは初めて登る。9:10頃出発。最初15分ほど急登。9:45頃、いつも登る道と合流。5合目のウルトラマンの石像と久
しぶりに対面し、新緑の中、登る。土曜日であるが、さすがに金剛山。山ガールや若者、年輩の人、いろんな人が登っている。
11:00前に、金剛山頂着。天気がよすぎて暑くて、汗が流れ落ちる。ポカリやお茶など１Ｌ近く飲んでいたが、それでものどが
からからに。自販機でＣＣレモン\200を買い、一気飲み。かいどう桜がちょうど咲いており、記念写真。シャクヤクもきれいに
咲いていた。いつもは通らない11:25湧出岳一等三角点にタッチ。こんな山なのに、一等三角点であることに驚いた。千早園地
で少し、昼食休憩。まだまだ14kmほどあるので、12:00頃には出発。金剛登山では、念仏坂の方へ行くが、今回は、別コース。
12:20頃 久留野峠通過。12:30 中葛城山。12:45 高谷山。13:25 神福山。13:40頃 行者杉着。少し休憩。14:05 杉尾峠。
14:20 タンボ山。14:40頃 西ノ行者堂。14:50頃 分岐だが、標識もなく、地図を見て判断。右に降りていく。天見道ということ
であるが、ほとんど人は通っていないようで、枯れ葉に覆われた左が崖の危なっかしいブンタ谷に降りていく道であった。15:05
ようやく危なっかしい道は終わり、少し広い道に。15:40頃、ようやく林道に。駅に向かう途中、田舎の田園風景。田植えも終わ
っていた。初めてジャガイモの花も見る。舗装路をだいぶ歩いて、16:20頃ようやく天見駅着。これで、チャレンジ登山の上級コ
ースまで完結したことになった。疲れた足のところでの危険箇所は、少しドキドキものであった。10数年前、紀見峠から金剛山
をめざしたとき以来の道を歩いたり、天見道を初めて歩いたり、生物のMさんに木々の名前を教えてもらったりと新鮮なことの
多い山行であった。
交通費 近鉄 阿部野橋−富田林\440 金剛バス 富田林−金剛登山口\540
正味歩行時間 約６時間５０分（家から30072歩，１歩70cmとして約21.5km）
